暗号通貨(資産)の雑記帳

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便利な代物

司馬史観と言われている言葉があるのをご存じだろうか。

今皆さんが記憶している歴史上の人物のエピソードやストーリーは、司馬遼太郎の小説からインプットされている可能性が高い。それだけ司馬作品は読まれていて浸透しているからこそ、こういう言葉が生まれるんだと思います。

本来史実とは一つしかないわけですが、色んな説が出るということはそれだけ検証する材料が少ないことを意味します。

 

もちろん歴史小説だから基本的に大筋は史実に基づいていますが、細部の会話であったり情景であったりは、見てきているわけもないので作者のが作った部分が大きい。

 

 

現状色んなSNSで走ってるストーリーも、当人でない限り意図や説明が十分なされないのに、そこに自分の思い込みも入るので、不安がたったり腹も立てたり、当人でもないのに大いに盛り上がるのが不思議なもんです。

 

人間の脳ってのは喜び悲しみ不安に激情を、想像で掻き立つことができる便利な代物ですわ。